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乳幼児突然死症候群(SIDS)の6つの原因と3つの予防法

 2016/07/25 育児
この記事は約 11 分で読めます。 5,851 Views
乳幼児突然死症候群を防ぐために

赤ちゃんが生まれる前にもつわりや発育状態の経過でたくさん悩んできたのに無事に出産できても心配事は尽きませんよね。

ママとして大変なことはこれからもたくさんありますが、なくせる不安はどんどんなくしていきたいですね。
そのためのお役に立てると幸いです。

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乳幼児突然死症候群とは

乳幼児突然死症候群とは

乳幼児突然死症候群とはSIDS(シズ)とも言われ、今までなんともなかった赤ちゃんが突然前触れもなく寝ている間に亡くなってしまう病気なんです。

ある日、普段通りに寝かしつけて数時間経ったら起きてこない…まさか!と思ったら…なんて悲しすぎますよね。

でも厚生労働省のホームページによると今からほんの5年前(平成23年)に乳幼児突然死症候群で亡くなった赤ちゃんは1年間に148人もいるようですし、後ほど詳しく紹介しますが、芸能人の方でも乳幼児突然死症候群によってお子さんを亡くされた方がいらっしゃいます。

平成23年の出生数は約105万人ですから確率で言えばほんのわずかなものなのですが、それが自分の子になったら悲しいですよね。

ここでは乳幼児突然死症候群によって失われる命を1つでも減らすために
・なりやすい年齢
・原因

などを紹介しながら乳幼児突然死症候群を予防する方法についてもお届けしていきたいと思います。

乳幼児突然死症候群になりやすい年齢(月齢)は?

なりやすい年齢は?
・いくつくらいがSIDSになりやすいんだろう?
・いつまでSIDSを気にかければいいんだろう?

ママだって普段の生活がありますからずっと気にしなければいけない状態がどれだけ続くのか気になりますよね。

乳幼児突然死症候群になりやすい年齢は、やはり0歳児が多く、
月齢としては生まれから6ヶ月(半年)以内の間に多い
ようです。
1歳〜2歳でもないわけではないようなのですが、かなり確率としては低くなり、3歳の頃にはほぼなくなるようですね。

となると

  • 生後6ヶ月までの間は特に気をつけなければいけない
  • 3歳を過ぎたら年齢が上がるほど可能性が低くなる
ということが言えると思います。

ママは家事や育児で疲れている上に気をつけなければいけないことがたくさんあって大変だと思いますが、小さな大切な命をしっかりと守っていきましょうね。

乳幼児突然死症候群・6つの原因

6つの原因
「これ」というはっきりした原因はないようなのですが、いくつか注意した方がいいことがあります。
ここでは6つの原因と言われていることについて紹介したいと思います。

原因1:未熟児・低体重児

妊婦検診回数の少なさや出生体重やお腹の中に赤ちゃんがいる期間が少ないこと、
つまり早産や低体重児の場合には少なからずSIDSの発生頻度が高くなる傾向があるようです。

早産などが原因で小さく生まれた赤ちゃんを低出生体重児と言いますが、
低出生体重児にも
・2500グラム未満=低出生体重児
・1500グラム未満=極低出生体重児
・1000グラム未満=超低出生体重児

と体重によって名称が分かれているんです。

私の友達で赤ちゃんが生まれた時に乳幼児突然死症候群についてお医者さんから注意をいただいた方がいるので紹介しますね。

私の友達Nちゃんの赤ちゃんは切迫早産で1ヶ月前に帝王切開で生まれたんです。
出生体重は1,400グラムですから出生体重平均の約3,000グラムの半分で極低出生体重児ということになりますね。

赤ちゃんは2ヶ月入院していましたが順調に体重が増えたので1ヶ月で退院したそうです。
でもそこでお医者さんに言われたのが乳幼児突然死症候群のことでした。

夏生まれで低体重の赤ちゃんは生まれてすぐではなくても2歳〜3歳までの間に乳幼児突然死症候群を発症する可能性があるようなのです。

医学的に「夏生まれで低体重だと確率が高くなる」ということなのかどうかは分からないのですが、この事を知っているのと知らないのとでは予防や対策が違ってきますから、そういった意味では「注意できるから良かった」とNちゃんは言っていました。

ようやく赤ちゃんが家に帰ってこられて家族水入らずということになったわけですが、何しろ寝てる時は息をしてるのかどうか気が気じゃなかったみたいです。

赤ちゃんはたくさん寝ますから、その度に息をしてるのか確かめるのも大変でずっと起きてなきゃいけない…ということで
布団の上に敷くと息をしてるのかわかるセンサーを買ったそう(2万円くらいの)です。

こういったセンサーは病院に置いてあるそうで、病院の場合はセンサーがあるし、24時間体制で看護師さんもいるから安心だったそうですが、家に帰ってきたら心配ですからね。

でもNちゃんの心配をよそに赤ちゃんはすくすく育っているようで一安心です^^

原因2:うつぶせ寝

うつぶせ寝が直接の原因になるわけではないのですが、うつぶせ寝の時に乳幼児突然死症候群の発症確率が高いようです。

普通に考えたら、うつぶせ寝ってちょっと苦しそうですし、寝返りを打てない時期にはその状態のままずっといるので体に負担もかかりそうですよね。

確かにうつぶせ寝の方が仰向け寝より熟睡しやすいと言われることもあるようですし、立ち上がるようになるまでは四つ足なのでうつぶせ寝が自然と思われる方もいるかもしれませんが、

特別にお医者さんから指導があってうつぶせ寝にしなくてはいけない場合を除いてうつぶせ寝ではなく仰向けに寝かせるようにしたほうがいいかもしれません。

それにうつぶせ寝だと赤ちゃんの表情が見えないというデメリットもあります。

乳幼児突然死症候群により志保ちゃんを亡くした本「SIDSを乗りこえて」では、はうつぶせ寝が原因の一つだったようです。
医師から送られてきた平成8年度のSIDSの研究班報告書でも「うつぶせ寝がSIDSの危険因子である」と書かれていたということです。

原因3:喫煙

先ほどの厚生労働省のホームページによりますと
非喫煙者の両親と比べて喫煙者の両親を持つ赤ちゃんの方が5倍近く乳幼児突然死症候群になる確率が高くなっているんです。

喫煙は赤ちゃんにとって百害あって一利なしですから赤ちゃんのためにも可能なら控えたいですよね。

原因4:親の添い寝

最近、原因として聞かれるようになったのが「親の添い寝」です。

赤ちゃんと添い寝することについては
・赤ちゃんと添い寝するなんて考えられない
という方や
・かわいい我が子と添い寝して何が悪いの?
という方まで色々な意見があるようですが、
よっぽど寝相がよく睡眠中に微動だにしない方以外は赤ちゃんと添い寝しない方がいいです。

寝ている時は無意識に毛布や布団を引っ張ったり、隣で寝ている赤ちゃんの口や鼻、そして胸などに手や腕を押してしまっている可能性があります。

大人同士が一緒に寝ている場合には手を払いのけたり「やめてよ」と言うことができますが、赤ちゃんには無理ですよね。

可愛がりたい気持ちは痛いほどわかりますが、しばらくベビーベッドでゆったり眠らせてあげましょう。

原因5:男の子

これはSIDSに限ったことではないのですが、赤ちゃんの病気は女の子より男の子の方がかかりやすい傾向があるようです。

ただし、乳幼児突然死症候群について調べていけばいくほど、症例は男の子にも女の子にも見られますし、明らかな差があるというわけではないのかもしれませんが…

原因6:感染

乳幼児突然死症候群の症例の中には気管支肺炎や気管支炎と間違えられることが少なくありません。

そして赤ちゃんがSIDSにかかる前の記憶をお父さんお母さんに思い出してもらうと「風邪気味だった」という方が少なくないのが事実です。

ですから風邪自体がSIDSの原因になるというよりも風邪が何らかのきっかけを作っていると考えられてもおかしくはありません。

小さな頃の風邪は注意しすぎるくらいでちょうどいいのかもしれませんね。

大切な赤ちゃんを守る!3つの予防

予防法

予防1:母乳で育てる

完ミで育てられた赤ちゃんよりも完母で育てられた赤ちゃんの方が乳幼児突然死症候群を発生しにくいことが分かっているようです。

母乳の場合、様々な免疫物質により感染の可能性が低くなることと赤ちゃんのお口の中の発達が良くなる傾向があるということも理由の1つになっています。

もちろん、母乳の方がいいことはわかっていても色々な事情で粉ミルクにしなくてはならないママもいると思いますが、
もしミルクと母乳、どちらにしようか迷っている状態でメリットやデメリットを比較しているのでしたら
母乳のメリットとして乳幼児突然死症候群の発症率が減るということをあげてもいい
かもしれませんね。

予防2:保育園での対策を考える

産経ニュースの2015年12月の記事によると
保育施設での突然死は増えてきているようです。

傾向としては
・預けてから1ヶ月以内の突然死が多い
・突然死のうちほとんどが睡眠中(半分以上がうつぶせ寝)
・11月〜2月までの寒い時期(冬)に多い

となっています。

保育施設内で起きた突然死
出典:sankei.com

できることは限られてしまいますし、保育園の先生も一人だけを見ているわけではないということもありますが、
乳幼児突然死症候群の原因の1つとして考えられるものがうつぶせ寝で会ったり、保育施設での突然死の6割近くがうつぶせ寝だったことからも対策としては「うつぶせ寝にしないように」ということを念を押して言っておくことが重要だと思います。

この場合、先生が複数人いる場合、なるべく全員に言っておいた方がいいと思います。
「あのお母さん、ちょっとうるさそうね」と思われるくらいでちょうどいいのではないでしょうか。

予防3:予防グッズを利用する

「乳幼児突然死症候群 通販」と調べると色々な予防グッズがあるのがわかると思うのですが、
予防グッズの多くは決して安いとは言えませんし、外国製のものが多いのも確かです。

ただ、赤ちゃんの命は何にも変えられませんし、
特にお医者さんから注意が出ている場合や極低出生体重児(1,500グラム以下)以下の赤ちゃんの場合は検討されるのも良いかもしれません。

予防グッズの中でも特にオススメなのが
「hisense社 Babysense 5s
Infant Movement Monitor
乳幼児感知センサー」
という乳幼児感知センサーで乳幼児突然死症候群防止に実際に病院で使われているものになります。

無呼吸状態になった場合にセンサーが感知しアラームで教えてくれるので安心です。

乳幼児突然死症候群と芸能人

芸能人
ここで紹介するのは、「原因不明だが乳幼児突然死症候群の可能性が高い」や「原因は分かっていなが乳幼児突然死症候群と思われる」といった芸能人の情報になります。

YUKIさん

元ジュディアンドマリーのYUKIさんは真心ブラザーズのYO-KINGさんとの間に授かった男の子をなくしています。

原因がわからないため乳幼児突然死症候群の可能性が高いとのことですが、自らのホームページでこのことを発表されたYUKIさんは「33年間(当時)生きてきた中で一番辛かった」と語っています。

板尾創路さん

お笑いタレントで俳優の板尾創路さんは2009年に2歳になる直前の長女をなくしています。

1番可愛い時期と言っても過言ではない時期にお子さんをなくされた板尾創路さんですが、2012年に元気な女の子に恵まれています。

千代の富士さん(九重親方)

千代の富士さんは三人の娘さんに恵まれたのですが、生後4ヶ月の女の子(三女)をなくしています。

1989年の出来事ですから今から20年以上前のことなのですが、原因は乳幼児突然死症候群ではないかと言われ、乳幼児突然死症候群について話題になったようです。

SIDS家族の会と胎動カウントチャート

SIDS家族の会とはSIDSでお子さんを亡くされた方が中心となって作られた会で、
乳幼児突然死症候群によって我が子を失い、一人では(自分たちの家族だけでは)とても乗り越えられないといったお気持ちでいられる方が、ここでのお話によって共感しあえたり、
苦しいのは自分たちだけではないというような気持ちになり、救われたという人が少なくないようです。

SIDS家族の会では悲しい出来事を減らすために「胎動カウントチャート」がホームページからダウンロードできるようになっていますので、ぜひご活用ください。
>>胎動カウントチャートダウンロードページ

まとめ

あなたはいつも頑張っています。
私は知っています。

頑張っているからこそ「乳幼児突然死症候群」のことが心配になったんですよね。

子供を育てるのには心配はつきものだから時々辛くなる時もあると思います。

・出産するまでは元気な子が生まれてくるだろうか?
・生まれてきたら元気に育ってくれるだろうか?
・学校に行くようになったらいじめられたりしないだろうか?
・無事就職できるだろうか?
・良い人と結婚できるだろうかetc.

このように心配は尽きませんから、その時その時をなんとか切り抜けていくしかないんですよね。

でもママが心配しすぎで体を壊してしまったら本末転倒。
ですから要所要所はなんとか切り抜けなければいけませんが、その他のことは100点満点である必要ありませんよ。

すべてがキレイに行くことなんてありませんから!

SIDSを防ぐには夫婦関係を良好にしておくことが欠かせません。
最近、夫婦関係がちょっと…という方はこちらをごらんください。
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