たけしの家庭の医学【NO分泌ボール入浴法は握力を鍛える血管若返り法!】

歳を重ねると見える部分の老化は見るのが辛いくらいにわかるのですが^^;
実は見えないところの老化こそ体に影響を与えているようです。
今回のたけしの家庭の医学では血管の老化と握力の関係、そして血管の老化を止める最新法について紹介されました。
目次
握力が血管の老化と関係する
番組では硬くとじられていた瓶のフタを何秒で開けられるか?という実験が行われていましたが、
医学誌ランセットに掲載されていた血管の老化と関係する筋肉とは握力だそうです。
ですから、瓶のフタを開けられなかったり、開けるのに時間がかかってしまった方ほど、血管年齢が高くなっていたようです。

東京都健康長寿医療センター副院長の原田和昌先生によると握力を維持できていない人ほど心血管疾患による死亡リスクが高いようです。
逆に、握力を維持できている人は血管を柔らかい状態に保てているとのこと。
家事程度でも握力は維持できる
握力を維持して血管を若く保っている人にはある共通点があることがわかってきたとのこと。
・男性より女性の方が握力の落ち幅が小さい
女性の方が握力の落ち幅が小さい理由は日頃から行っている「家事」にあったようです。
原田和昌先生によると家事程度の握力を使うだけでも、それを毎日行うことによって握力は維持できるとのこと。
NOが分泌しているかが血管の老化と関係する?
血管を柔らかくする物質NOが分泌されているかどうかが血管の老化と関わってくるようですが、
たとえ血管が硬くなっていたとしてもNOが分泌されていることによって血管は柔らかくなるそうです。
NOが分泌しているかチェックする方法
1)手のひらが見えるように両手を開きます。
2)5秒間手をぎゅっと握ります。
3)5秒経ったら手を開きます。
手を握ることによって血管が収縮し、血流が滞り白色になるのですが、
手を開いた瞬間に血管が拡張し、血流が一気に流れるので手のひらは赤くなるとのこと。
そしてこの時に血管壁からNOが多く分泌されるようです。
血管若返り法
NO分泌ボール入浴法
お風呂に浸かることによって熱で血管が拡張し、血流がアップするということですが、ボールを握って握力を使えば、その刺激によって、よりNOが分泌されるとのことです。
1)ビニール製のボールを2つ用意します。
2)お風呂でしっかり体を温めながら入浴中に両手でボールを握ります。
無理のない範囲で何回行ってもOKとのことです。
お風呂以外でも気が向いた時にボールを握ることによってNOの分泌量アップが期待できるとのことです。
まとめ
筋肉と血管が関係あると聞いた時には、辛い筋トレみたいなものを想像してしまったのですが、実は普段行っている家事だけでもずいぶん握力は使われているようで安心しました。
でも、気になる方はお風呂でボールを握るだけなので続けて行きたいですよね。
・「握る」ことは血圧サージにも良い影響を及ぼすようです