金スマ【ひざ痛改善法を銅冶英雄医師が伝授】

3万人が改善した超簡単なひざ痛の裏技が紹介されました。
教えてくださったのはカリスマ整形外科医の銅冶英雄先生。
銅冶英雄先生は以前金スマで話題になった腰痛改善法を教えてくださった医師ですが、実はひざ痛に関してもエキスパートなんです!
その銅冶英雄先生がひざ痛改善法を伝授。
ひざ痛に悩むかとうかず子さんをはじめ劇的に改善された方法をご紹介します!
目次
タイムド・アップ&ゴーテスト
タイムド・アップ&ゴーテストとは医師が患者さんのひざの状態を知るために行う歩行テストのことで日本整形外科学会が指定する検査で、実際に医療現場でも使われているテストなんだそうです。
タイムド・アップ&ゴーテストのやり方
1)イスに座ります。
2)3メートル離れた目印までなるべく早く回ってイスに戻ってきます。
この時間を計ります。
ひざ痛タイプ診断
ひざ痛には膝を曲げて痛い人と、伸ばすと痛い人の2パターンがあるようです。
このタイプ診断をしないと改善法を間違えてしまうこともあるので注意が必要です。
ひざを曲げると痛いタイプ
・ひざを曲げると痛いタイプの判別法
1)まず、ひざに手を当ててゆっくりとひざを曲げてしゃがみます。
2)1の動作を3回繰り返します。
3回繰り返してひざに痛みや違和感を感じたら「ひざを曲げると痛いタイプ」になります。
このタイプは運転手さんや事務職の方など普段は座りっぱなしの方に多いそうです。
ひざを伸ばすと痛いタイプ
・ひざを伸ばすと痛いタイプの判別法
1)足を曲げた状態で少し開き、ひざに手をつきます。
2)この状態からゆっくりとひざを伸ばしていきます。
これも3回繰り返してひざに痛みや違和感を感じたら「ひざを伸ばすと痛いタイプ」になります。
販売員さんや料理人の方など普段は立って仕事をする方に多いそうです。
1日たった3分!ひざ痛改善法
ひざを曲げると痛い人のひざ痛改善法
1)浅く椅子に座り、左ひざ(痛むひざ)だけを前に伸ばします。
2)ひざの皿の上に手を立てます。
3)反対側の手を上に乗せ、肘を伸ばした状態でグッと体重をかけていきます。
(ひざの裏が伸びるように)
4)この状態を2秒キープします。
伸ばしたり曲げたりを1セット10回行い、合計6セット行います。
かとうかず子さんのひざ痛は?
ひざを曲げた時に痛いと言っていたかとうかず子さんでしたが、このひざ痛改善法を片足1分30秒行ったところ、「楽になっています」ということ。
・タイムド・アップ&ゴーテスト
5秒18→4秒52まで改善!
さらに1週間ひざ痛改善法を続けたところ
4秒52→4秒14にか以前!
なぜひざの後ろを伸ばすと楽になるのか?
ひざの骨と骨の間の軟骨は加齢とともにずれてけずれてしまうため、その際に飛び散る破片が影響で神経を刺激することによって痛みが出てしまうそうです。
しかし、この改善法によってずれた軟骨を元の位置に戻して軟骨が削れて飛び散らないようにしているので楽になるということ。
実生活の中でひざをここまで伸ばすということが普段ないため、普段曲げていることが多い方はここまで伸ばすことによってひざの動きを十分に出してあげることが大事なようです。
ひざを伸ばすと痛い人のひざ痛改善法
1)痛む方の足を椅子に乗せ、ひざの上に両手を重ねます。
2)からだの重心を前に移動させながら、ひざを前に突き出すようにして深く曲げます。
3)限界まで曲げたら2、3秒キープしてから元に戻します。
ひざ痛改善法の効果
階段を昇り降りするときに電流が走るくらいの痛みを感じていたという白井さん(69歳の女性)を始め、ひざ痛に悩んでいる方の軟骨をレントゲンで調べると10人中7人の軟骨が5mm以下だったそうですが、ひざ痛改善法を行ったところすごく軽くなったという方が多かったようです。
タイムも
7秒14→4秒94
9秒44→6秒81
など10人中10人が改善したそうです!
さらに1週間ひざ痛改善法を続けてもらったところ、普段は手すりなしで降りられなかった階段が手すりなしで降りられるように!
間違ったひざのための健康法
階段の昇り降りはしないほうがいい?
健康のため、エレベーターを使わずに階段を使うという方は多いですが、実は階段の昇り降りはひざに体重の3倍もの負担がかかるので少しでもひざに痛みがあるならエレベーターやエスカレーターを使うことをおすすめされていました。
ウォーキングのやりすぎに注意
これもまた健康のためにウォーキングをしている方って多いですよね。
しかしウォーキングもやりすぎるとかえってひざの軟骨を痛める場合があるということ。
ウォーキングをするなら基準は1時間以内にするといいそうです。
ただ、厚生労働省で推奨されているのは1日1万歩ですよね。
これは1時間30分以上歩かなければいけないそうなんです。
そこで1時間以上歩く場合には休憩をとってひざを休めることが大事だそうです。
ジョギングはさらにひざに負担
ジョギングはひざへの負担が体重の10倍!
グランドなど土の上を走るか、クッション性の高いスニーカーを履くことでひざへの負担を極力避けてあげることが大事になります。
ガーデニング
ガーデニングや草むしりをする方も多いかもしれませんが、立ったり座ったりという時間が長くなる場合、つまりずっと同じ姿勢が続くのは良くないようです。
長時間座っている場合は時々足を伸ばすのがおすすめです。
畳に座る生活もひざを曲げた状態が続くので正座をするならお尻の下に座布団を敷いたり、座椅子を使って足を伸ばすのがいいそうです。
まとめ
ひざ痛ってかなり深刻に悩まれる方もいますし、病院に行ったりといったことになると手間もお金もかかってしまいますが、こう言った方法で改善されると助かりますよね。
ひざ痛改善法は現在ひざに痛みのない人にも予防になるそうなので、ぜひ試してみてくださいね!
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